石器時代が終わったのは石が無くなったからでは有りません
防草シートにも2種類の製品があると前回のブログに書きました。
地球温暖化が世界的に大きな問題に取り上げられています。まずCo2削減とよく言われていますが化石燃料を燃やすと出てくる廃棄ガス等、各国で削減数量まで割り当てされているようです。石油を採掘する為に地下何千m、海底油田に至っては海底何千mから更に地下何千mプラスすると3~4千mまで堀下げて地上まで汲み上げる作業、大変なエネルギーを使いまた日本まで運んで来るときは巨大なタンカーで中東方面から何ヶ月もの長い航海を経て排出される廃棄ガス。カーボンフットプリント計算は私には出来ません。石油由来系製品は世間にあふれて無くては生活は出来ません。例えばプラスチック製品やペットボトル等生活して行く上では欠かす事が出来ません。でも劣化したり使い切ると分別ゴミ、産業廃棄物として扱われ埋め立て処理、一部リサイクルとして形を変え流通しています。ポリエステル性繊維で作られた防草シートも同じで土壌と風の影響で劣化したシートは産業廃棄物として処理の対象になります。
カーボンフットプリント(CFP)とは商品の一生(原料調達から廃棄・リサイクル)までに排出されるCO2量を商品に表示する仕組みです。
植物由来系(綿、麻、パルプ)等は地球上自然に群生し成長過程で二酸化炭素を吸いこみ酸素を放出しながら繁茂しカーボンニュートラル(炭素中立)としてカウントされます。弊社が製造販売しております防草シートは綿100%で国内でも多少綿花栽培されていますが、大半は輸入品で生産地はアメリカ、東南アジア、インド、アフリカなど温暖な地域等でやはり長い航海をへて日本へ輸入されます。資源の少ない日本では、致し方のない現状です。これらの原料を使った製品は劣化後、普通ゴミとして処理出来ます。土に埋めれば土壌中のバクテリアが水と二酸化炭素に分解しすべて土へ還す。少しでもゴミを減らす事、なんと手短なリデュース機能でしょう、地球環境に優しい防草シートです。
カーボン・ニュートラルとは、カーボン・オフセットを更に深化させ、事業者等の事業活動等から排出される温室効果ガス排出総量の全部を他の場所での排出削減・吸収量でオフセット(埋め合わせ)する取組です。
カーボン・オフセットとは、自分の温室効果ガス排出量のうち、どうしても削減できない量の全部又は一部を他の場所での排出削減・吸収量でオフセット(埋め合わせ)することをいいます
丸川環境大臣応援しております。頑張って下さい。